無量山自然院
大成寺
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寺内案内
堂内仏
御前仏
昭和36年造立。大成寺本尊である一光三尊阿弥陀如来の秘仏の御前に座す、身の丈約3メートルの阿弥陀如来座像です。正式には百万霊供養平和祈願大阿弥陀佛像といいます。
大成寺第六世正亮上人が住職となった翌年、太平洋戦争開戦。昭和20年7月14日、釧路大空襲がありました。正亮上人は昭和19年に召集され当時復員しており釧路にいるただひとりの僧侶でした。市から連絡があり鉄兜を頭にかぶりながら、現在の栄町公園に山と積まれた遺体を前にして読経しました。そして終戦後、その場所に平和祈願の大仏を建立しようと市に求めましたが、一宗教団体に公園を貸すことは出来ないということで断られ断念しました。
しかし、当時の悲惨な光景が目に焼き付いた正亮上人は供養の思いが年々に募り、悲惨な戦争の思いを是非とも形にすべく、空襲より17回忌の昭和36年に念願の大仏を本堂に造立いたしました。胎内には釧路空襲によって亡くなった方の名前が巻物に浄著され納められています。
両脇侍は戦後50年の追悼に平成6年造立したもの。向かって右が阿弥陀仏の慈悲を象徴する観音菩薩、左が知恵を象徴する勢至菩薩
。
善導大師坐像
法然上人坐像
善導大師さまの坐像。
法然上人さま自らが弥陀の化身と崇めお慕いした師資相承の師。本尊様に向かって右側上座に坐しています。
浄土宗をお開きになられた宗祖法然上人さまのお像。本尊様に向かって左側に坐しています。
子安地蔵尊
釈迦涅槃図
本堂の左余間にある子安(水子)地蔵尊。地蔵菩薩は釈迦入滅後、衆生を救う弥勒菩薩が現れるまで、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の六つの苦の世界から阿弥陀仏の垂迹として極楽へ救いとることを本願とした菩薩です。当寺の地蔵尊は明治39年に奉持したものです。今も春秋両彼岸、お盆などにはたくさんの方がお参りされています。また水子供養もいたしております。
本堂右余間にある釈迦涅槃図。
お釈迦様は沙羅双樹の下で多くの弟子に囲まれて80年の生涯を終えられました。
寺内施設
待合ロビー
広間
廊下
法事、年中行事等お寺参りの際にお休みいただくロビーです。
法事の会席、各種行事に使用する広間。25畳の間が2部屋、30畳が1部屋、最大80畳の大広間にもなります。
待合ロビーから本堂の前を通り納骨堂へと続く廊下。行き帰りは本尊様の前で手を合わせてお通りください。
本堂
納骨堂
和順会堂
法事、行事等の参列者が座る外陣には、椅子を用意しております。
2階、3階が納骨堂になります。お檀家さまの御遺骨を大切にお預かりします。
いつでもお参り頂けます。
納骨堂1階にある、お寺での葬儀で使用する会館です。その他明照幼稚園のお遊戯会、音楽会等 各種行事に使用します。町内会など地域にも開放しています。お気軽にどうぞ。
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